社員インタビュー

地方に住みながら東京の案件で活躍!ADXで新たな挑戦を始めた、山形在住PMの想い。

名前 S
入社 2023年
前職 独立系SIer PM(部門長)
担当 ERP・EPM事業部 シニアコンサルタント
趣味 日本酒、掃除ボランティア、はがき

ADXへ入社した経緯

前職では山形にある独立系SIerに26年務めて、実は今回のADXへの入社が初めての転職になります。もともとの会社には創業5年目、会社の仕組みから仕事のやり方から何もかもひとつずつ自分たちで作っていくというところから始まりました。
こうした創業期特有のエネルギーというか、前に進んでいく力に溢れているところをADXにも強く感じています。そんなこれからの会社づくりが加速していく中で、新しいチャレンジの機会を求めて入社を決断しました。

ADXでの働きやすさについて

フルリモートのため通勤時間がなくなったことが、日常生活にとても良い影響を与えていると思います。あとは仕事中も気軽に隣のデスクにいる同僚に質問や相談することが出来なくなった代わりに、オンラインで通話を繋ぐときに「何について話をするのか」とか「何を目的としてこの通話しているのか」といった目的意識を、メンバー全員が共有できていることは大変良いことだと思っています。これまでは気軽であったが故になんとなくやっていたことが、制限が生れたことでお互いに話す時間や機会を大切にしています。
それとバックオフィスからの支援体制が整っており、プロジェクト周りの様々な業務をサポートしてくれるので非常にありがたいですね。煩雑になりがちな業務をフロー化して業務効率化を進めていてくれると感じます。

担当業務について教えてください

今ERP・EPM事業部に所属しておりまして、プロジェクトマネジメント(以下、PM)を担当しております。PMはプロジェクトの運営全体に渡って責任をもつポジションなので、進捗管理、品質管理、要件定義、お客様との折衝など、管理者として幅広く業務に従事しています。今はお客様のグループ全体の基幹システムの導入や、導入後の保守作業、ほかにも新しく導入するシステムの要件をお客様と再確認したりするなどしています。
プロジェクトに入るメンバーはずっと固定してやっていくものではないので、メンバーひとりひとりの強みを活かしたチーム作り・活性化を図り、新たなチーム体制がプロジェクトに良い変化をもたらすように、全体のバランス調整をすることもPMとして重要な仕事だと思っています。

1日のスケジュールについて教えてください

まずはチャットやメール、あわせて直近のスケジュールの確認ですね。今はPMとしてプロジェクトに入っているので、プロジェクトに携わる各チームとの朝会、お客様とのセッションなどのコミュニケーションも重要な業務のひとつです。もちろん突発的な業務が発生することもありますが、それぞれのケースに応じて丁寧かつ素早く処理していくこともPMの腕の見せ所だと思います。
ほかにもプロジェクトのメンバーからの相談や進捗管理など、プロジェクトの進行に支障をきたさないように注意を払いながら業務を進めていきます。

趣味の一つである、山形の酒蔵めぐりでの1枚。

ERPについての経験・知見はどこで培われたのでしょうか?

前職での生産管理に携わっていた経歴が、今の仕事にも大きく活かされていると感じます。
特にPMとしての実務経験というものは、プロジェクト進行の全般に関わる内容となるので、今までやってきたことを活かすことが出来るものはたくさんあります。今この記事を見ている方も、ERP事業を専門でされていなかったと不安に思う方もいらっしゃるとは思いますが、意外と関わりあることや役に立つことはたくさんあるので、思い切ってチャレンジをして欲しいです。
あとこれはERPの話とは逸れてしまうのですが、執行役員(金本)からも「これから組織開発や人材育成もより積極的に取り組んでいきたい」との想いを聞いていたので、私のようにPMとして活動してきた技術者の方は、これからADXで活躍していく機会も多いと思います。

クライアントとの信頼関係構築で大切にしていることはどのようなことでしょうか?

「お客様が持つそれぞれの背景の真意」について思いを巡らせることが重要だと思います。それは会社であるとか、コミュニケーションを取っている担当の方の技術的理解や社内での立場とか、Oracleを導入するに至った経緯など、表面的にはぱっと見えてこないところにも推察を重ねて、相手方の抱える課題の本質を見据えたソリューションを働きかけることが、信頼関係の構築になっていくのだと考えています。
プロジェクトを進めるにあたり、課題というものは山ほど発生して、それを解決する上でも予算面での調整や技術的な困難にも直面します。そうした様々な制約のある中で私たちは双方が納得できるような妥結点を見つけ出さないといけません。
それを模索するには、目に見えやすい技術的な課題や制約に気を取られがちですが、先程お話した「お客様が持つそれぞれの背景の真意」に日頃から目を向けて理解を深めていくのが大切だと感じています。

ワーケーションを使ってチームメンバーの皆さんが山形へ来てくださったそう!

地方に在住しながら東京案件のPMをされていますが、率直な感想を教えてください

ずっと地元で働いてきた人間からすると、自身のスキルを磨いたり業務領域を広げたりしても「地方にはその仕事はない」と、せっかく努力して身に着けたことも活かしきれないというやりきれなさを感じていました。ADXでは居住地域を問わないフルリモート環境なので、東京に住んでいないから案件に関われないといった甘い言い訳も通用しませんし、自分の実力で勝負しているのだと身が引き締まる思いです。フルリモート環境で職業選択の幅が広がり、自分の可能性を掴むチャンスを得られたことに感謝しています。
それとリモートで仕事をしているからこそ、丁寧で綿密なコミュニケーションに気を配る必要があると考えています。これまでは基本的には対面で行うことになっていましたし、お客様としても「出来る限りは来社してやりとりをしたい」との希望がありました。今はそうした直接的にお会いしてMTGしたりすることがなくなったことは時間の短縮などの双方にとっての利益となっていますが、だからこそ対面でのコミュニケーションの特徴である濃密な情報のやり取りが出来なくても、リモートワークを理由にしてそのあたりが疎かにならないように注意しています。

どのような方にADXへ入社して欲しいですか?

常に問題意識をもって業務に臨まれている方と一緒に仕事が出来たらと思っています。
企業の中で会社員として働いていると「こんな小さなことすら変えていくのって難しいのだな」と経験されることは多いと思いますが、そこで挫けずに「では今できることは何だろう」と果敢に取り組み続けることが重要だと考えています。
ADXは現状維持ではなく常に変化し続けている活力ある組織なので、過去の経験や常識に囚われずに、どうあるべきなのだろうか、どうすればできるのだろうかという、そういう発想で柔軟に考えて行動していけるような方にこそADXを選んでいただきたいと思います。
また完全フルリモート環境で仕事が出来るので、地元が好きでずっとそこで人生を歩んできたとか、家族の生活環境があるから今住んでいるところを離れられないとか、そうした理由で仕事の面である種の我慢というか、能力を十分に発揮できていなかったと感じている方にも、是非私と同じようにチャンスを掴んで頂けたら嬉しいなと考えています。

休日には何をしていますか?

休日はとある大手企業の創業者が主催している清掃ボランティア活動に参加しています。これがただ掃除をするというものではなくて、学校をお借りしたりして、参加費を払ってそのトイレを100人で掃除をしてきました。お金を払って掃除をするというのは不思議に思う方もいるかもしれませんが、これは瞑想やマインドフルネスのようなものでその境地に至るための方法として掃除をしている訳なのですね。
もうひとつの趣味が日本酒で、地元山形にある酒蔵を4つほどホームグランドにして、さっきのボランティアなどでご縁があった方と一緒に出掛けたりしています。今や日本酒業界も生き残りの為にたくさんの創意工夫をされているので、これまでの伝統と新しい文化の継承を間近で触れることが出来てとても興味深いです。

ワーケーション制度は利用しましたか?

私はまだ一度しか使っていないのですが良い制度だと思います。プロジェクトメンバーが全国各地にいるので、是非会いに行ってみたいですね。実は先日、このワーケーション制度を使ってチームメンバーが来てくれたので、近くの公民館を借りて3人で仕事をして、そのあと我が家で山形名物である芋煮を振舞いました。今は冬なので芋煮となりましたが、温かくなればさくらんぼの美味しい季節になるので、その頃にもワーケーション制度を使って来てくれたらなと思っています。

採用担当メッセージ

弊社でPMとして活躍されているSさんにインタビューをさせていただきました。
ADXは住む場所にと捕らわれない完全フルリモート環境での就業を実現しています。
これまで磨かれてきたスキルを活かして仕事をしてみませんか。
ADXでは地方にお住まいの方も積極的に採用中です。カジュアルチャットからお気軽にお問い合わせください!

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