ADX Consulting(以下、ADXC)は2024年12月に創業4周年を迎えました。本記事では、代表取締役副社長の上原に、2025年の抱負や、今後のADXCのビジョンについて伺いました。組織改革や新規事業の立ち上げなど、変化の多い一年を振り返りながら、今後の展望などを人事担当からの質問に答えていただくインタビュー形式でお伝えします。
名前 | 上原 |
---|---|
役職 | 代表取締役 副社長 |
趣味 | 読書、旅行 |
まずは自己紹介をお願いします
上原:ADX Consultingの代表取締役副社長を務めております、上原と申します。これまでOracle EBS導入やオープン系システム開発などのSI事業に従事した後に、コンサルの仕事をしておりました。加えて、オフショア開発拠点を作ったり、海外ソリューションの国内販売をしたり、M&A案件の推進などを経験してきております。その後、2020年にADX Consultingを立ち上げました。
年始の抱負の前に、まずは2024年を振り返っていただきたいと思っております。この1年はADXCにとってどんな1年でしたか?
上原:2024年は、「ADXCを作り直す」ような1年だったと感じております。創業の2020年12月から2023年頃にかけては共同創業をしたHOPESやクラウディオのメンバーが多かったですが、事業拡大に伴い、組織強化を進めていく中で、2024年は多くのメンバーにジョインいただきました。いわゆるADXCのプロパーのメンバーで組織が出来上がってきた感覚を持っています。弊社が事業を推進するERP、EPM、CRM領域の有識者が集まり、様々なプロジェクトが走ることで、ADXCとしてのノウハウや基盤を形にしてきた1年でした。この1年で、今後の会社としての更なる飛躍に向けた種まきができたと感じています。
この1年で特にADXCにとって良かった出来事は何でしょうか?
上原:我々がやっている事業領域は、SHIFTグループでも注力領域であり、今後の伸びが期待されています。その中で、ERP新メンバーでのプライム受注であったり、CRMのミッドマーケット参入など、未来に繋がるポジティブなイベントが多かったことです。我々はまだ100名前後のスモールな組織ですが、ERPやCRMの経験者のみでない、様々なバックグラウンドを持った方が存在しており、皆さんの知恵を結集させ活動してきた結果だと思っております。
逆に、「まだまだやれた」と思うことはどんなことでしょうか?
上原:上記の通り注力領域で活動していること、また売上規模も一定の水準となったため、ADXCの活動コントロールの強化が求めれられてきております。財務数値や非財務数値など「活動状況可視化」をしていき、弱いところにどう手を打っていきまた強いところをどう伸ばしていくか。タイムリーにそれらが見て分かるようにしていくことがこれからの課題だと思っています。この点は、新しいメンバーも入ってきて今まさに取り組んでいるところです。
加えて、我々は「コンサル会社」ですので、一人一人のコンサルタントとしてのスキルアップをしっかりとして、お客様に対するサービスのクオリティを上げていかなければなりません。システム知見だけではなく、ビジネスへの深い理解を持ち、お客様の課題を解決していける存在になっていかねばと思っています。
そんな2024年を経て、年が変わりました。2025年の年始の抱負を教えてください。
上原:既にご縁をいただいているお客様に加え、24年また25年で新たにお取引の始まったお客様へのご支援を確実にやりきっていく。まずはこれに尽きると思います。また、システム導入における関りのみならず、業務としての最上流からの提案や、BPOのようないわばシステム導入後に関してもやれるようになっていきたい。そのような多面的な支援形態でお客様の課題を解決できるような集団を目指したいと思っています。
創業から4年が経過しました。向こう5~10年でADXCをどんな会社にしていきたいと思いますか?
上原:お客様を多面的な形で支援する「中堅企業のバックオフィスのプラットフォーマー」になりたいと思っています。いわばBPaaSと呼ばれるサービス事業者です。これからの時代、更に人手不足が加速し大部分の作業は自動化またはAIによる効率化を進めることになると思います。パッケージシステムの導入をしても、使うバックオフィスメンバーがそのシステムを勉強するところから始まるのでは非効率です。ERP、AI、自動化に一定の知見を持ちかつその業務に詳しい人がそれらをやることになりますが、ADXCがそういう人材を抱えサービス提供をしたい。そんなイメージを持っています。
視点を変えると、各企業の業務が一定標準化されより「ジョブ型」になる。それをこなせる少人数の人で企業のバックオフィス活動を支えることになる、という感じでしょうか。その場合、そういうことができる人はスキルの向上とともに給料も上げられるはず。ADXCとしては、そのような形で労働人口減少という社会課題解決の一端を担いたいと思っています。
そのために、これからのADXCにはどういったことが必要なのでしょうか?
上原:回り道は無く、お客様課題に対して実践をしていくのみだと思っています。そのためにも「システム課題だけではなく業務課題を解決できる人」や「デジタライゼーションではなくトランスフォーメンションをもたらせる人」をたくさん組織内に作らねばと思っています。
ADXCもいよいよ100名規模の組織になり、ステークホルダーも増えてきました。ADXCのステークホルダーに対して、お伝えしたいことを教えてください。
上原:先ほど話した「中堅企業のBPaaS」という意味では、大手ITやコンサルファームさんとは違うポジションでの、面白いビジネスになると思っています。社員を中心に、ADXCのステークホルダーの皆さんと、一緒に実現の道筋を考えていきたいと思っております。
最後に、これからの未来、ADXC社員やこれから入ってくる方々に対して期待することは何でしょうか?
上原:我々は「中堅企業のBPaaS」サービス提供により企業の生産性を高め、社会課題解決にチャレンジしていく会社です。その手段としてのERPやCRMのシステム導入をやっているのだと思っています。多様な人材をどんどん採用して、会社としての考えが凝り固まらないようにし、SHIFTグループの中でも尖った会社でいたい、そう思います。大手とは違い減点主義ではありませんし、是非こうした未来像を面白がってチャレンジをしていって欲しいです。新しい未来を創る仕事が、ADXCならできると思っています。
人事担当メッセージ
現在、弊社では事業拡大のためコンサルタント・エンジニアを募集しております。カジュアルチャットも実施中ですので、まずは話を聞いてみたいという方も大歓迎です!以下、採用ページにて皆様からのエントリーをお待ちしております。