AIを活用した働き方改革が加速する中、ADX Consultingでは自社AI「ADX Agent」を中心に、AI活用を本格化しています。 現場の社員からは、業務効率の向上だけでなく、新しい発想や挑戦が生まれるなど、前向きな変化の声が上がっています。
ADXが大切にしているのは、AIを「人の代わり」ではなく、共に考え、成長するパートナーとして捉える姿勢。 テクノロジーと人の想いが共鳴する“共創の文化”が、現場の中で確かに育っています。
その象徴が、CRM事業部の真島さん。 公共向けSalesforceプロジェクトのリーダーを経て、現在はAIを活用した新しい働き方を実践しています。
今回は、社員のリアルな体験を通して、真島さんに ADX Agentがどのように仕事のスタイルを変え、未来への挑戦につながっているのかを伺いました。
| 名前 | 真島さん |
|---|---|
| 役職 | コンサルタント |
| 前職 | 公共向けSalesforce開発のエンジニア |
| 趣味 | ゲーム・旅行 |
自己紹介をお願いします
真島さん：CRM事業部の真島です。2022年5月に入社しました。入社してもう3年ほどになりますね。 新卒のころからSalesforce関連の開発にずっと携わってきました。ADXCに入社する前は、地方公共団体や官公庁向けのSalesforce開発プロジェクトに関わっていました。
前職では防災情報システムの開発を担当していて、自治体が避難所を開設したり、避難勧告や警報を発令したりする際の情報を一元管理できるシステムをつくっていました。 チームリーダーをしていたこともあり、自治体からの要望を整理して、パッケージに新機能を追加したり、既存機能を改修したりといったリリース業務も月次で行っていました。 技術面だけでなく、要件のヒアリングや調整などお客様とのコミュニケーションも多かったので、当時から「どうすれば現場で本当に使いやすい仕組みになるか」を意識して開発していましたね。
前職では防災情報システムの開発を担当していて、自治体が避難所を開設したり、避難勧告や警報を発令したりする際の情報を一元管理できるシステムをつくっていました。 チームリーダーをしていたこともあり、自治体からの要望を整理して、パッケージに新機能を追加したり、既存機能を改修したりといったリリース業務も月次で行っていました。 技術面だけでなく、要件のヒアリングや調整などお客様とのコミュニケーションも多かったので、当時から「どうすれば現場で本当に使いやすい仕組みになるか」を意識して開発していましたね。
インタビュー担当：チームリーダーを務められていたんですね。当時のチームの規模や体制はどのようなものでしたか？
真島さん：開発チームは全部で5人でした。社員が2人で、あとは開発委託の方が3人という構成です。 チームメンバーは経験の浅い人も多かったので、コードレビューやドキュメント整備など、品質面を支える役割も担っていました。
ただ、人数が少なかった分、スピード感のあるプロジェクトでしたね。少人数だからこそ全員で考えて、動いて、作り上げていくような空気がありました。 その頃の経験が、今の仕事のスタンスにも大きく影響していると思います。
ただ、人数が少なかった分、スピード感のあるプロジェクトでしたね。少人数だからこそ全員で考えて、動いて、作り上げていくような空気がありました。 その頃の経験が、今の仕事のスタンスにも大きく影響していると思います。
趣味や、休日の過ごし方について
真島さん：
休みの日は、友人と出かけることが多いですね。大阪にいる仲の良い友達とごはんを食べに行ったり、飲みに行ったり。気の合う人たちと集まって他愛もない話をしている時間がすごく好きです。
一人で過ごすときは、だいたい家でゲームをしています。けっこういろんなジャンルをやりますよ。新しいタイトルもやりますし、レトロゲームを懐かしみながらプレイすることもあります。
どちらかというと、ストーリー性があるものや戦略系のゲームが好きで、『ファイアーエムブレム』とか『スーパーロボット大戦』なんかは昔からよくやっています。
あと、会社のワーケーション制度を使って旅に出るのも好きです。 「ワーケーション」っていうとすごく意識高い感じに聞こえますけど（笑）、僕の場合は単純に“温泉地で仕事をする”みたいな感じですね。
作業の合間に温泉に入って、夜は地元の居酒屋に行って、翌朝また仕事に戻る――そんな過ごし方がけっこう気に入っています。 もともと旅行が好きなので、「働きながらリフレッシュできる」のは本当にありがたい環境だと思っています。
休みの日は、友人と出かけることが多いですね。大阪にいる仲の良い友達とごはんを食べに行ったり、飲みに行ったり。気の合う人たちと集まって他愛もない話をしている時間がすごく好きです。
一人で過ごすときは、だいたい家でゲームをしています。けっこういろんなジャンルをやりますよ。新しいタイトルもやりますし、レトロゲームを懐かしみながらプレイすることもあります。
どちらかというと、ストーリー性があるものや戦略系のゲームが好きで、『ファイアーエムブレム』とか『スーパーロボット大戦』なんかは昔からよくやっています。
あと、会社のワーケーション制度を使って旅に出るのも好きです。 「ワーケーション」っていうとすごく意識高い感じに聞こえますけど（笑）、僕の場合は単純に“温泉地で仕事をする”みたいな感じですね。
作業の合間に温泉に入って、夜は地元の居酒屋に行って、翌朝また仕事に戻る――そんな過ごし方がけっこう気に入っています。 もともと旅行が好きなので、「働きながらリフレッシュできる」のは本当にありがたい環境だと思っています。
インタビュー担当：リフレッシュの仕方がとても上手ですね。 仕事とプライベートの切り替えもうまそうです。
真島さん：そうですね、仕事に集中する時間とリラックスする時間のメリハリは意識してます。 エンジニアってどうしても根を詰めがちなので、意識的に外に出るようにしています。
それに、気分転換したあとって、仕事のアイデアも自然と出てくるんですよね。 ゲームをしているときや旅先での何気ない風景から「これ、プロジェクトに応用できるかも」と思うこともあります。
そういう柔らかい発想が、結果的に仕事にもいい影響を与えている気がします。
それに、気分転換したあとって、仕事のアイデアも自然と出てくるんですよね。 ゲームをしているときや旅先での何気ない風景から「これ、プロジェクトに応用できるかも」と思うこともあります。
そういう柔らかい発想が、結果的に仕事にもいい影響を与えている気がします。
現在の仕事内容について
真島さん：今はCRM事業部で、主にSalesforceの開発を担当しています。 社内では「プロコード開発」と呼ばれている、プログラミングが必要な領域の案件を中心に関わっています。
それに加えて、部内で使う開発アセットの整備も担当しています。 たとえば、テスト仕様書の標準フォーマットをつくったり、Apexクラス（Salesforceの開発言語）の書き方のルールを定めたり。
あとは、Salesforceのフロー設計を効率化するためのガイドラインをまとめたりしています。 こうした標準化を進めることで、チーム全体の品質を保ちながらスピードを上げることができるんです。
また、Salesforceだけでなく、AWSなど他のクラウドにも触れてきた経験があるので、他の事業部から技術相談を受けることもあります。 「このシステムをクラウドに載せるなら、どの構成がいいか」といった質問が来ることもありますね。
そういうときは、技術的な視点だけじゃなく、運用面やコスト面も踏まえて提案するようにしています。
それに加えて、部内で使う開発アセットの整備も担当しています。 たとえば、テスト仕様書の標準フォーマットをつくったり、Apexクラス（Salesforceの開発言語）の書き方のルールを定めたり。
あとは、Salesforceのフロー設計を効率化するためのガイドラインをまとめたりしています。 こうした標準化を進めることで、チーム全体の品質を保ちながらスピードを上げることができるんです。
また、Salesforceだけでなく、AWSなど他のクラウドにも触れてきた経験があるので、他の事業部から技術相談を受けることもあります。 「このシステムをクラウドに載せるなら、どの構成がいいか」といった質問が来ることもありますね。
そういうときは、技術的な視点だけじゃなく、運用面やコスト面も踏まえて提案するようにしています。
インタビュー担当：開発だけでなく、チーム全体の基盤づくりにも関わられているんですね。
真島さん：はい。個人のスキルだけでなく、チーム全体の生産性を上げるには「仕組み」が大事だと思っています。 誰が担当しても一定の品質で成果を出せるように、テンプレートや共通ルールを整えておく。
そうすれば、経験の浅いメンバーでも安心して開発に入れるし、結果的にお客様に提供できる価値も安定するんです。
それに、標準化って“制約を増やすこと”ではなくて、「迷いを減らすこと」だと思うんです。 やるべきことが明確になると、みんなの頭の中の負担が減る。
そのぶん、より創造的な部分、たとえば「この機能をどう見せたらユーザーが喜ぶか」といった議論に時間を使えるようになります。
そうすれば、経験の浅いメンバーでも安心して開発に入れるし、結果的にお客様に提供できる価値も安定するんです。
それに、標準化って“制約を増やすこと”ではなくて、「迷いを減らすこと」だと思うんです。 やるべきことが明確になると、みんなの頭の中の負担が減る。
そのぶん、より創造的な部分、たとえば「この機能をどう見せたらユーザーが喜ぶか」といった議論に時間を使えるようになります。
ADXC社内のAI活用について
インタビュー担当：ADX社内ではAI活用が進んでいると聞きます。実際、どのような場面で使われているのでしょうか？
真島さん：そうですね。大きく分けると、3つの使い方が定着していると思います。
まず1つ目は、「ドキュメント業務の効率化」です。
たとえば提案書の初稿作成や議事録の構造化など、時間がかかる作業をAIがサポートしてくれるようになりました。 これによって、かなりの時間短縮が実現できています。
まず1つ目は、「ドキュメント業務の効率化」です。
たとえば提案書の初稿作成や議事録の構造化など、時間がかかる作業をAIがサポートしてくれるようになりました。 これによって、かなりの時間短縮が実現できています。
2つ目は、「技術的な調査・検証」です。
特にSalesforceやOCI（Oracle Cloud Infrastructure）といった専門領域では、設定確認やアーキテクチャ設計の検討などにAIを使っています。 AIに質問することで、必要な情報をすぐに整理できるので、手戻りも減りました。
そして3つ目が、「調査業務の高度化」です。
従来のインターネット検索では得られなかったような深い洞察や、複数の情報源を組み合わせた分析がAIで可能になっています。 たとえば「ある業界のシステム移行事例を踏まえて、自社案件に応用するならどんな構成が良いか」みたいなことを、AIと対話しながら考えられる。 調査の“深さ”がまるで変わりましたね。
なぜADXでは、ここまで積極的にAI活用を推進しているのか
真島さん：僕の考えでは、「高付加価値業務へのシフト」が根底にあると思います。
たとえば、議事録の作成のような定型作業をAIに任せることで、その分の時間を“本当に価値を生む業務”に使えるようになります。 単純な効率化というより、「人がより創造的なことに集中できるようにする」ための取り組みですね。
それに、AIを活用することで若手メンバーの成長スピードも上がっています。 以前なら時間をかけて調べないと理解できなかったことも、AIが背景知識を整理してくれる。
その結果、若手でも高品質なアウトプットを出せるようになってきている。 これは組織全体の底上げにもつながっていると思います。
たとえば、議事録の作成のような定型作業をAIに任せることで、その分の時間を“本当に価値を生む業務”に使えるようになります。 単純な効率化というより、「人がより創造的なことに集中できるようにする」ための取り組みですね。
それに、AIを活用することで若手メンバーの成長スピードも上がっています。 以前なら時間をかけて調べないと理解できなかったことも、AIが背景知識を整理してくれる。
その結果、若手でも高品質なアウトプットを出せるようになってきている。 これは組織全体の底上げにもつながっていると思います。
インタビュー担当：単なる効率化ではなく、働き方そのものが変わってきているんですね。
真島さん：そうですね。AIをうまく使うことで、「時間の質」や「思考の深さ」が変わってきていると感じます。
僕自身もAIを使い始めてから、考える時間をより“本質的な部分”に使えるようになりました。 だからこそ、AIは“人の代わり”ではなく、“人の思考を助けるパートナー”だと思っています。
僕自身もAIを使い始めてから、考える時間をより“本質的な部分”に使えるようになりました。 だからこそ、AIは“人の代わり”ではなく、“人の思考を助けるパートナー”だと思っています。
そもそもADX Agentとは？
インタビュー担当：ADX Consultingが開発している「ADX Agent」について教えていただけますか？ そもそもどんなものなんでしょうか。
真島さん：簡単に言うと、「社内の知識を学習したAIアシスタント」です。
ChatGPTやClaudeといった生成AIの強みを組み合わせた、ADXC専用のAIコンサルタントのような存在ですね。
たとえば、Salesforceの環境構築で課題が発生したときに、ChatGPTの幅広い知識とClaudeの論理的な思考力を組み合わせて、さらにADXCが過去に取り組んできたプロジェクトの知見も踏まえて解決策を提示してくれるんです。
まだ発展途中ではありますが、最終的には「組織全体のナレッジを完全に統合し、どんな場面でも最適な提案ができるAI」を目指しています。
ChatGPTやClaudeといった生成AIの強みを組み合わせた、ADXC専用のAIコンサルタントのような存在ですね。
たとえば、Salesforceの環境構築で課題が発生したときに、ChatGPTの幅広い知識とClaudeの論理的な思考力を組み合わせて、さらにADXCが過去に取り組んできたプロジェクトの知見も踏まえて解決策を提示してくれるんです。
まだ発展途中ではありますが、最終的には「組織全体のナレッジを完全に統合し、どんな場面でも最適な提案ができるAI」を目指しています。
インタビュー担当：なるほど。実際、どのような場面で使うことが多いのでしょうか？
真島さん：社内ではほぼ毎日使っています。
たとえば会議のトランスクリプトから議事録をまとめたり、提案資料の骨子を考えたり。 あとは、SalesforceやOCIなどの技術検証を行うときですね。 複雑な設定や機能の動作を確認するとき、AIに相談すると「こういう構成も考えられますよ」と別の視点を出してくれることがあります。
それから、顧客との打ち合わせの場でも使うことがあります。
お客様から技術的な質問を受けたときに、その場でADX Agentを使って確認しながら話を進める。
たとえば「この要件であれば、どんな構成が最適か」「実装時に注意すべきポイントは何か」などを、その場で整理できるんです。 お客様の前でスピーディに答えられることで、信頼感にもつながっていますね。
たとえば会議のトランスクリプトから議事録をまとめたり、提案資料の骨子を考えたり。 あとは、SalesforceやOCIなどの技術検証を行うときですね。 複雑な設定や機能の動作を確認するとき、AIに相談すると「こういう構成も考えられますよ」と別の視点を出してくれることがあります。
それから、顧客との打ち合わせの場でも使うことがあります。
お客様から技術的な質問を受けたときに、その場でADX Agentを使って確認しながら話を進める。
たとえば「この要件であれば、どんな構成が最適か」「実装時に注意すべきポイントは何か」などを、その場で整理できるんです。 お客様の前でスピーディに答えられることで、信頼感にもつながっていますね。
インタビュー担当：まさに“もう一人の同僚”みたいな存在ですね。
真島さん：そうなんです。感覚的には“知識のパートナー”という感じです。
AIに頼るというより、一緒に考える、議論するようなイメージです。 質問を投げるたびに、自分の考えが整理されていく感覚があるんですよ。
それに、AIが提示してくれる答えって、必ずしも完璧ではない。 でも、その「ちょっと違うかも」と思う瞬間が、自分の思考を深めるきっかけになったりします。
だから、AIと話していると自然と発想が広がっていくんです。
AIに頼るというより、一緒に考える、議論するようなイメージです。 質問を投げるたびに、自分の考えが整理されていく感覚があるんですよ。
それに、AIが提示してくれる答えって、必ずしも完璧ではない。 でも、その「ちょっと違うかも」と思う瞬間が、自分の思考を深めるきっかけになったりします。
だから、AIと話していると自然と発想が広がっていくんです。
今後、ADXAgentをどのようなものにしていきたいか
真島さん：理想を言えば、「能動的に提案してくれる存在」ですね。
こちらが質問する前に、「このフェーズではこの点に注意したほうがいいですよ」とか、 「過去の案件ではこういう失敗例がありました」といったアドバイスを自動でくれるようになると最高だと思います。
また、今は社内ナレッジを統合する段階ですが、 いずれは業界別・技術別に特化したAIエージェントを持てるようにしたいです。 たとえばSalesforce専門のAgent、OCI専門のAgentというように。
それぞれが深い知識を持ち、チームとして連携しながら最適解を導く―― そんな未来を描いています。
AIは「ツール」ではなく「チームメンバー」。 人間と同じように、経験を重ねて成長していく存在だと思っています。
ADX Agentも、日々の業務の中で得た知見を吸収して進化していく。 僕たち社員もそれに合わせて成長していく――まさに共に進化していく関係ですね。
こちらが質問する前に、「このフェーズではこの点に注意したほうがいいですよ」とか、 「過去の案件ではこういう失敗例がありました」といったアドバイスを自動でくれるようになると最高だと思います。
また、今は社内ナレッジを統合する段階ですが、 いずれは業界別・技術別に特化したAIエージェントを持てるようにしたいです。 たとえばSalesforce専門のAgent、OCI専門のAgentというように。
それぞれが深い知識を持ち、チームとして連携しながら最適解を導く―― そんな未来を描いています。
AIは「ツール」ではなく「チームメンバー」。 人間と同じように、経験を重ねて成長していく存在だと思っています。
ADX Agentも、日々の業務の中で得た知見を吸収して進化していく。 僕たち社員もそれに合わせて成長していく――まさに共に進化していく関係ですね。
AIを取り入れたことで、自身の仕事の進め方への変化は
真島さん：一番大きいのは「思考の深さ」が変わったことですね。
以前は情報収集や整理にかなりの時間を使っていました。 でも、AIがそこをサポートしてくれるようになってからは、より本質的な課題の分析や、解決策を考える時間に集中できるようになりました。
AIが調べてくれた情報を整理して見せてくれるので、その内容をもとに自分の頭で「なぜこうなるのか」「別のアプローチはないか」を掘り下げるようになりました。 それによって、考えの精度がぐっと上がった感覚があります。
それと、アイデアを試すサイクルが速くなりました。 「これって実現できるかな？」と思ったときに、すぐAIに聞いて方向性を確かめたり、いくつかの選択肢を一瞬で比較できたり。 以前なら一晩かかっていた調査が、数分で終わることもあるんです。 そのスピード感が、意思決定の質にもつながっていますね。
あと、AIによって「作業時間の配分」も変わりました。 議事録や資料の初稿はAIに任せるようになったので、その分、創造的な業務に使える時間が増えました。 前は、会議のあとに議事録をまとめるのが地味に大変で（笑）。
でも今は、トランスクリプトからAIが自動で構成を作ってくれるので、僕はそれを確認して少し修正するだけ。 資料作成も同じで、AIがたたきを作ってくれるから、僕は内容をブラッシュアップする時間に集中できる。
そうやって「単純作業を減らして、考える時間を増やす」というサイクルが自然にできるようになったのは、AIのおかげですね。
以前は情報収集や整理にかなりの時間を使っていました。 でも、AIがそこをサポートしてくれるようになってからは、より本質的な課題の分析や、解決策を考える時間に集中できるようになりました。
AIが調べてくれた情報を整理して見せてくれるので、その内容をもとに自分の頭で「なぜこうなるのか」「別のアプローチはないか」を掘り下げるようになりました。 それによって、考えの精度がぐっと上がった感覚があります。
それと、アイデアを試すサイクルが速くなりました。 「これって実現できるかな？」と思ったときに、すぐAIに聞いて方向性を確かめたり、いくつかの選択肢を一瞬で比較できたり。 以前なら一晩かかっていた調査が、数分で終わることもあるんです。 そのスピード感が、意思決定の質にもつながっていますね。
あと、AIによって「作業時間の配分」も変わりました。 議事録や資料の初稿はAIに任せるようになったので、その分、創造的な業務に使える時間が増えました。 前は、会議のあとに議事録をまとめるのが地味に大変で（笑）。
でも今は、トランスクリプトからAIが自動で構成を作ってくれるので、僕はそれを確認して少し修正するだけ。 資料作成も同じで、AIがたたきを作ってくれるから、僕は内容をブラッシュアップする時間に集中できる。
そうやって「単純作業を減らして、考える時間を増やす」というサイクルが自然にできるようになったのは、AIのおかげですね。
インタビュー担当：AIが真島さんの“時間の使い方”を変えたんですね。
真島さん：AIを使うようになってから、時間の価値を改めて意識するようになりました。
「限られた時間で、どれだけ深く考えられるか」「どれだけ創造的なアウトプットを出せるか」っていうところに重きを置くようになった気がします。
今まではどうしても“作業”の時間に追われていた部分がありましたけど、AIがその一部を担ってくれるようになったことで、
“人にしかできない部分”に集中できるようになった。 それが仕事の満足度にもつながっていると思います。
「限られた時間で、どれだけ深く考えられるか」「どれだけ創造的なアウトプットを出せるか」っていうところに重きを置くようになった気がします。
今まではどうしても“作業”の時間に追われていた部分がありましたけど、AIがその一部を担ってくれるようになったことで、
“人にしかできない部分”に集中できるようになった。 それが仕事の満足度にもつながっていると思います。
チームや組織全体としての変化は
インタビュー担当：AIを取り入れたことで、チームや会社全体にはどんな変化があったと感じますか？
真島さん：一番は「学習のスピード」が上がりましたね。 AIを活用することで、全員がすぐに新しい情報にアクセスできるようになった。
以前なら先輩社員に聞いたり、ドキュメントを探したりして時間がかかっていた部分を、今はAIがすぐ整理してくれるんです。
そのおかげで、若手メンバーでも専門性の高い業務をどんどん吸収できるようになりました。 「調べる時間が短くなった分、考える時間が増えた」ってみんな言ってます。
結果として、メンバー全体のレベルが一気に底上げされたような感覚があります。
以前なら先輩社員に聞いたり、ドキュメントを探したりして時間がかかっていた部分を、今はAIがすぐ整理してくれるんです。
そのおかげで、若手メンバーでも専門性の高い業務をどんどん吸収できるようになりました。 「調べる時間が短くなった分、考える時間が増えた」ってみんな言ってます。
結果として、メンバー全体のレベルが一気に底上げされたような感覚があります。
インタビュー担当：なるほど。個人の成長スピードが上がると、チーム全体の雰囲気も変わりそうですね。
真島さん：そうですね。 勉強会や情報共有の機会も増えました。
AIを活用して勉強会用の資料を作ると、以前より短時間で形にできるんです。 だから、頻度も上げやすいし、内容もより濃くなった。
AIを活用して勉強会用の資料を作ると、以前より短時間で形にできるんです。 だから、頻度も上げやすいし、内容もより濃くなった。
他の社員から相談を受けたり、活用方法を共有したりする機会はあるのか
インタビュー担当：社内ではAI活用が進む一方で、理解度には個人差もあると思います。 そうした中で、真島さん：ご自身が他の社員と活用方法を共有したり、相談を受けたりすることはありますか？
真島さん：相談を受けるというよりは、お互いに「こういう使い方をしています」という共有の場が活発なんです。
「こういうプロンプト（AIへの質問の投げ方）を使ったら精度が上がった」とか、 「この業務でAIをこう使ったら効率化できた」みたいな話を、みんなで自然に共有するようになりました。
僕自身も先日、SalesforceのリリースノートをAIで自動要約するデモを社内でやったんですよ。
リリースノートって膨大な情報があるんですけど、その中から「自社に関係する部分だけ」を抽出してくれる仕組みを作ってみたのです。
そうした実践を共有することで、「AIってこんな使い方もできるんだ」と社内の空気が一段明るくなった気がします。
「こういうプロンプト（AIへの質問の投げ方）を使ったら精度が上がった」とか、 「この業務でAIをこう使ったら効率化できた」みたいな話を、みんなで自然に共有するようになりました。
僕自身も先日、SalesforceのリリースノートをAIで自動要約するデモを社内でやったんですよ。
リリースノートって膨大な情報があるんですけど、その中から「自社に関係する部分だけ」を抽出してくれる仕組みを作ってみたのです。
そうした実践を共有することで、「AIってこんな使い方もできるんだ」と社内の空気が一段明るくなった気がします。
インタビュー担当：お互いの工夫を共有し合うって、いい文化ですね。
真島さん：はい、すごくいい流れだと思います。
みんなが「AIをどう使うか」を自分ごととして考えていて、 それを押しつけ合うんじゃなくて「これ、面白かったよ」っていう感じで交換してるんです。 だから雰囲気もポジティブで、学び合いのスピードがどんどん上がってる。
AIを導入して思うのは、「人とAIの関係」だけじゃなくて「人と人の関係」も変わるということです。
AIがサポートしてくれるからこそ、余裕が生まれて、自然と仲間に目を向けられるようになる。 それが結果的に、チームの一体感や創造力を高めている気がします。
みんなが「AIをどう使うか」を自分ごととして考えていて、 それを押しつけ合うんじゃなくて「これ、面白かったよ」っていう感じで交換してるんです。 だから雰囲気もポジティブで、学び合いのスピードがどんどん上がってる。
AIを導入して思うのは、「人とAIの関係」だけじゃなくて「人と人の関係」も変わるということです。
AIがサポートしてくれるからこそ、余裕が生まれて、自然と仲間に目を向けられるようになる。 それが結果的に、チームの一体感や創造力を高めている気がします。
AIがもたらす新しい挑戦
インタビュー担当：「AIがあるからこそできるようになった挑戦」をひとつ挙げるとしたら、どんなことですか？
真島さん：そうですね。 一番大きいのは、「複数の技術領域をまたいだ提案」ができるようになったことです。
僕の専門はSalesforceなんですが、AIを活用することで、OCI（Oracle Cloud Infrastructure）やAWS、Azureといった他のクラウドサービス、さらにAI/ML（機械学習）領域まで含めたソリューション設計ができるようになりました。
AIにサポートしてもらいながら調べたり、検証したりすることで、ある程度の概念設計や実現可能性の判断が短時間でできるんです。
完全な専門家には及ばないけれど、提案段階で「他の技術を組み合わせると、こういう価値が生まれるかもしれない」と示せるようになった。
これはAIなしでは難しかったことだと思います。
僕の専門はSalesforceなんですが、AIを活用することで、OCI（Oracle Cloud Infrastructure）やAWS、Azureといった他のクラウドサービス、さらにAI/ML（機械学習）領域まで含めたソリューション設計ができるようになりました。
AIにサポートしてもらいながら調べたり、検証したりすることで、ある程度の概念設計や実現可能性の判断が短時間でできるんです。
完全な専門家には及ばないけれど、提案段階で「他の技術を組み合わせると、こういう価値が生まれるかもしれない」と示せるようになった。
これはAIなしでは難しかったことだと思います。
インタビュー担当：なるほど。専門分野を超えたアイデアが出せるようになった、と。
真島さん：はい。AIがいることで、自分の“思考の範囲”が広がったんです。
自分の得意分野だけに閉じず、「ちょっと踏み込んでみよう」と思えるようになった。
それに、AIって本当に発想のきっかけをくれるんですよ。
「こういう方法もありますよ」「別の視点から見るとこういう解決策も」と提案してくれる。 自分では気づかなかった角度からアイデアを出してくれるので、まさに“もう一人のブレーン”みたいな存在です。 以前は「ちょっと難しいかな」と感じていたことにも、AIの助けがあると安心して挑戦できる。
それに、AIとやり取りを重ねるうちに、自分の思考も整理されていくんです。 「こういう方向で進めたいけど、リスクは？」と聞くと、AIが「こういう点に注意が必要です」と返してくれる。
その対話を通して、自分の考えをブラッシュアップできるんですよね。 だからAIは、挑戦を後押ししてくれる“対話相手”なんだと思います。
自分の得意分野だけに閉じず、「ちょっと踏み込んでみよう」と思えるようになった。
それに、AIって本当に発想のきっかけをくれるんですよ。
「こういう方法もありますよ」「別の視点から見るとこういう解決策も」と提案してくれる。 自分では気づかなかった角度からアイデアを出してくれるので、まさに“もう一人のブレーン”みたいな存在です。 以前は「ちょっと難しいかな」と感じていたことにも、AIの助けがあると安心して挑戦できる。
それに、AIとやり取りを重ねるうちに、自分の思考も整理されていくんです。 「こういう方向で進めたいけど、リスクは？」と聞くと、AIが「こういう点に注意が必要です」と返してくれる。
その対話を通して、自分の考えをブラッシュアップできるんですよね。 だからAIは、挑戦を後押ししてくれる“対話相手”なんだと思います。
インタビュー担当：挑戦を支えるパートナーでもあるんですね。
真島さん：そうですね。
AIがあることで、「まずはやってみよう」と思えるようになりました。
これまでだったら時間や情報の制約で難しかったことも、AIの支援で現実的に進められるようになった。
それが積み重なって、結果的にチームとしての挑戦の幅も広がっています。
AIがあることで、「まずはやってみよう」と思えるようになりました。
これまでだったら時間や情報の制約で難しかったことも、AIの支援で現実的に進められるようになった。
それが積み重なって、結果的にチームとしての挑戦の幅も広がっています。
読者に向けて、“AIと一緒に働く未来”にどんな可能性や面白さがあると伝えたいですか？
インタビュー担当：最後に、読者の方へ“AIと一緒に働く未来”について伝えたいことはありますか？
真島さん：AIと働く未来って、「人間の能力を拡張する時代」だと思うんです。
AIは、人の仕事を奪うものじゃない。 むしろ、私たちが“より人間らしい仕事”に集中できるようにしてくれる存在だと思っています。
AIが定型的な業務を支えてくれることで、人はもっと創造的なことや、人との関わり、アイデアを形にすることに時間を使えるようになる。
その結果として、仕事がもっと楽しく、もっと自由になるんじゃないかと感じています。
ADX Agentのような存在と一緒に働くことで、扱える情報の量や思考の深さが圧倒的に広がる。
しかも、その中で「自分が何を考え、どう判断するか」がより重要になっていくんですよね。 AIが提案してくれる答えを受け取るだけじゃなくて、「じゃあ自分はどう思うか」を常に問われる。
それが、AIと共に働く面白さだと思います。
AIは、人の仕事を奪うものじゃない。 むしろ、私たちが“より人間らしい仕事”に集中できるようにしてくれる存在だと思っています。
AIが定型的な業務を支えてくれることで、人はもっと創造的なことや、人との関わり、アイデアを形にすることに時間を使えるようになる。
その結果として、仕事がもっと楽しく、もっと自由になるんじゃないかと感じています。
ADX Agentのような存在と一緒に働くことで、扱える情報の量や思考の深さが圧倒的に広がる。
しかも、その中で「自分が何を考え、どう判断するか」がより重要になっていくんですよね。 AIが提案してくれる答えを受け取るだけじゃなくて、「じゃあ自分はどう思うか」を常に問われる。
それが、AIと共に働く面白さだと思います。
インタビュー担当：AIと共に働くことは、人間の進化にもつながるわけですね。
真島さん：AIが進化していくのと同じように、僕たち人間も進化していけると思っています。
AIが出してくれる答えを鵜呑みにするのではなく、自分の頭で考え、試行錯誤しながらより良い方法を見つけていく。
そうやってAIと“共に学び、共に成長していく”ことで、これまでにない価値を生み出せる時代になるんじゃないかなと思います。
AIとの共存って、どこか冷たい未来のように聞こえることもありますけど、僕はむしろ“あたたかい未来”だと感じています。
AIが人の想いを引き出して、可能性を広げてくれる――そんな未来が、もうすぐそこまで来ていると思います。
AIが出してくれる答えを鵜呑みにするのではなく、自分の頭で考え、試行錯誤しながらより良い方法を見つけていく。
そうやってAIと“共に学び、共に成長していく”ことで、これまでにない価値を生み出せる時代になるんじゃないかなと思います。
AIとの共存って、どこか冷たい未来のように聞こえることもありますけど、僕はむしろ“あたたかい未来”だと感じています。
AIが人の想いを引き出して、可能性を広げてくれる――そんな未来が、もうすぐそこまで来ていると思います。
人事担当メッセージ
AIが社会の中で当たり前の存在になりつつある今、 ADX Consultingでは、AIを単なる効率化の手段としてではなく、人の想いや発想を広げるためのパートナーとして向き合っています。
真島さんの言葉には、「AIに任せる」のでも「AIに頼りきる」のでもない、 自分の考えを深めるためにAIと対話するという前向きな姿勢がありました。
AIが生み出すスピードや知識に人の創造力を重ねることで、仕事はより自由で、より深いものになる―― そんなADXCらしい“人とAIの協働”の形が、日々の現場から自然に育っています。
AIが日常の一部になっても、そこにあるのはやっぱり「人の温度」です。 仲間と学び合いながら、新しいテクノロジーを柔軟に取り入れ、 人にしかできない価値をAIと共に生み出していく。 真島さんの姿は、その未来を象徴しているように感じます。
そして今、私たちは同じ志をもって未来を創っていける仲間を探しています。
現在、弊社では事業拡大のためコンサルタント・エンジニアを募集しております。
カジュアルチャットも実施中ですので、「まずは話を聞いてみたい」という方も大歓迎です。
以下、採用ページにて皆様からのエントリーをお待ちしております。
真島さんの言葉には、「AIに任せる」のでも「AIに頼りきる」のでもない、 自分の考えを深めるためにAIと対話するという前向きな姿勢がありました。
AIが生み出すスピードや知識に人の創造力を重ねることで、仕事はより自由で、より深いものになる―― そんなADXCらしい“人とAIの協働”の形が、日々の現場から自然に育っています。
AIが日常の一部になっても、そこにあるのはやっぱり「人の温度」です。 仲間と学び合いながら、新しいテクノロジーを柔軟に取り入れ、 人にしかできない価値をAIと共に生み出していく。 真島さんの姿は、その未来を象徴しているように感じます。
そして今、私たちは同じ志をもって未来を創っていける仲間を探しています。
現在、弊社では事業拡大のためコンサルタント・エンジニアを募集しております。
カジュアルチャットも実施中ですので、「まずは話を聞いてみたい」という方も大歓迎です。
以下、採用ページにて皆様からのエントリーをお待ちしております。
おまけ
最後までコラムを読んでくださった方は、是非弊社の事業・働き方についてまとめた動画もぜひご覧ください！