創業からわずか5年で、取引の約9割をプライム案件として受注するADX Consulting。
短期間で急成長を実現した背景には、立ち上がって間もないながらも、事業成長に大きな役割を果たしているマーケティングチームの存在があります。
昨期は新規リード3,641件を獲得。外注すれば年間3,000万円規模になる制作・施策をすべて内製化し、
継続的な顧客接点づくりとリード育成、パートナー企業との強い関係構築を実現してきました。
今回は、その中心で活躍するMさんに、チームの取り組み・成果、そして「マーケティングが事業を動かす」と考える理由について伺いました。
| 名前 | Mさん |
|---|---|
| 役職 | マーケット推進G 広報・マーケティング担当 |
| 趣味 | 映画鑑賞 ゲーム・旅行 |

自己紹介をお願いします
Mさん:事業推進部のMと申します。広報とマーケティングを担当しており、イベントやウェビナーなどの施策を中心に担当しています。入社してちょうど1年になります。よろしくお願いします。
インタビュー担当:普段はお忙しいと思いますが、休日はどんなふうに過ごしていますか?
Mさん:趣味が多いので、休日は好きなことをして過ごしています。家でゲームをしたり映画を観たり、友達と旅行に行ったりと、オンとオフをしっかり切り替えるようにしています。
インタビュー担当:最近観た映画で印象に残っている作品はありますか?
Mさん:「ウィキッド」がとても面白かったです。オズの魔法使いが題材となった作品なのですが、物語や音楽に引き込まれて、観終わったあともしばらく余韻が残りました。来年3月に後編が公開される予定なので、今からとても楽しみにしています。

これまでのキャリアについて
Mさん:
一社目は寝具会社で、店舗での接客からEC運用まで幅広く経験しました。広告やマーケティングも学びながら、ほぼ店長のような立場でEC運用全般を担当していました。
二社目では、LINE運用を行う会社で、企業のLINE活用をコンサルティングに近い形で支援していました。ここで、BtoBマーケティングの経験を積むことができました。
一社目は寝具会社で、店舗での接客からEC運用まで幅広く経験しました。広告やマーケティングも学びながら、ほぼ店長のような立場でEC運用全般を担当していました。
二社目では、LINE運用を行う会社で、企業のLINE活用をコンサルティングに近い形で支援していました。ここで、BtoBマーケティングの経験を積むことができました。
インタビュー担当:一社目ではBtoC、二社目ではBtoBと、幅広いマーケティングを経験されてきたんですね。広報を志望していた気持ちは、最初からずっとあったのでしょうか?
Mさん:はい。学生のころから広報やクリエイティブに興味があり、大学では広告研究会に所属していました。鴨川の河川敷で映画上映イベントを企画・運営したり、好きなものをまとめたフリーペーパーを発行したりと、表現や企画の楽しさに触れてきました。そうした経験が、今の仕事にもつながっていると感じています。
ADXCとの出会いと、入社後に感じたカルチャー
Mさん:転職活動をしていた当時は、自分のキャリアや働き方について悩んでいました。「このまま東京で働き続けるのか」「いずれ地元の関西に戻るのか」といった迷いを抱えていた中で、ADXCの“フルリモート勤務”という働き方に出会い、場所にとらわれずに働ける点に大きな魅力を感じました。さらに、募集されていた広報職の仕事内容がこれまでの経験とちょうど重なり、自分に合っていると確信できたことも入社を決めた理由です。
インタビュー担当:実際に入社してみて、ADXCにはどんな印象を持ちましたか?
Mさん:一番感じたのは「意思決定の速さ」です。やりたいと言えば「やってみよう」とすぐ動ける環境があります。マーケ領域を管掌する執行役員が方向性を一緒に考えてくださるので、スピード感を持って挑戦できるのがADXCらしさだと思います。
マーケティングチームでの役割
Mさん:私はイベントやウェビナーの企画・運営、メルマガの配信、プレスリリース、導入事例など、外部発信まわりを主に担当しています。私の上長でありマーケ領域のグループリーダーを務めるHさんは全体設計や戦略的な部分をリードしてくださっていて、私はその中で手を動かしながら具体的に形にしていく役割ですね。デザインや動画制作など、社内でできることはできる限り内製化しています。

インタビュー担当:ウェビナーは、マーケチームの重要な施策のひとつですよね。どんな工夫をされているんですか?
Mさん:ウェビナーって、開催すること自体が目的ではないと思っているんです。
私たちは「リードを育てる」ことを意識していて、商談につながる回もあれば、まず関心を高めてもらう段階の回もあります。だからこそ、月1回は必ず開催して、継続して顧客接点をつくることを大切にしています。
単発ではなく積み重ねることで信頼が生まれますし、最近はウェビナー経由のお問い合わせも増えてきました。アンケートも工夫していて、参加者の課題や興味の度合いを把握できるようにしています。
私たちは「リードを育てる」ことを意識していて、商談につながる回もあれば、まず関心を高めてもらう段階の回もあります。だからこそ、月1回は必ず開催して、継続して顧客接点をつくることを大切にしています。
単発ではなく積み重ねることで信頼が生まれますし、最近はウェビナー経由のお問い合わせも増えてきました。アンケートも工夫していて、参加者の課題や興味の度合いを把握できるようにしています。
ウェビナー後の“橋渡し”としての営業連携
インタビュー担当:営業との連携では、どんなことを意識しているんですか?
Mさん:ウェビナーには他社の営業の方が多く参加されるので、そこでの関係づくりがとても大切です。
終了後には必ずお礼メールを送り、次のアクションを営業に依頼するようにしています。いわば、マーケが最初の一歩をつくり、営業につないでいくような形です。 ここでの連携の良さが成果につながっていると思います。
終了後には必ずお礼メールを送り、次のアクションを営業に依頼するようにしています。いわば、マーケが最初の一歩をつくり、営業につないでいくような形です。 ここでの連携の良さが成果につながっていると思います。
パートナー企業との共創と、動き出す速さ
インタビュー担当:では、パートナー企業との関係ではどうでしょう?共催ウェビナーなどもされていますよね。
Mさん:そうですね。共催の場合は、相手企業にとってもきちんとメリットのある内容を意識しています。
承認や調整が多く進みにくいテーマであっても、私たちが先に動いて形にしていくことが多いですね。スピード感を持って行動することで、信頼していただけていると感じますし、マーケチームは「中途半端にしない」という意識がとても強いです。
また、マーケティングは事業成長に直結する大切な役割だと考えています。だからこそ、「自分たちの動きが事業を前に進める」という気持ちで日々取り組んでいます。
承認や調整が多く進みにくいテーマであっても、私たちが先に動いて形にしていくことが多いですね。スピード感を持って行動することで、信頼していただけていると感じますし、マーケチームは「中途半端にしない」という意識がとても強いです。
また、マーケティングは事業成長に直結する大切な役割だと考えています。だからこそ、「自分たちの動きが事業を前に進める」という気持ちで日々取り組んでいます。
市場トレンドを把握するために大切にしていること
インタビュー担当:では、パートナー企業との関係ではどうでしょう?共催ウェビナーなどもされていますよね。
Mさん:パートナー企業のイベント参加や、参加メンバーから情報をヒアリングして吸収しています。得た知見はコラム化や社内共有につなげています。
また、事業部の定例ミーティングにも参加し、現場の課題を直接把握することを意識しています。「足を動かして目で見る」というのをすごく意識していますね。
また、事業部の定例ミーティングにも参加し、現場の課題を直接把握することを意識しています。「足を動かして目で見る」というのをすごく意識していますね。

ADXCのマーケティング “内製化”という強み
インタビュー担当:内製化を進める上で、どんな工夫をされていますか?
Mさん:一番は、チーム全員が目的を理解して動いていることです。単にコストを下げるためではなく、「自分たちの手で成果をつくる」ことを大事にしています。
動画編集やデザイン、広告運用など、外注に出せば年間で3,000万円ほどかかる規模のものを、すべて社内で内製化できています。
動画編集やデザイン、広告運用など、外注に出せば年間で3,000万円ほどかかる規模のものを、すべて社内で内製化できています。
インタビュー担当:すごいですね。その内製化体制が、会社全体の成長に大きく寄与しているわけですね。
Mさん:内製化することで、スピードも圧倒的に速くなりました。外部に発注していたら数週間かかることも、社内で完結すれば数日でできる。意思決定の早さと実行力がADXCの強みです。
マーケティングチームというより、事業そのものを動かすチームという感覚です。営業や事業部のメンバーとも距離が近く、すぐに意見交換できる環境がある。だからこそ、全社で「マーケの重要性を理解している」状態がつくられているんだと思います。
マーケティングチームというより、事業そのものを動かすチームという感覚です。営業や事業部のメンバーとも距離が近く、すぐに意見交換できる環境がある。だからこそ、全社で「マーケの重要性を理解している」状態がつくられているんだと思います。
インタビュー担当:全社でマーケティングの重要性を理解している、というのはすごいことですよね。
Mさん:そうなんです。執行役員がマーケの会議に入ってくださるので、意思決定が早く、全員の当事者意識も高い。
「マーケは会社を動かす存在」という共通認識があるのは、若い会社だからこそだと思います。設立5年の今だからこそ、柔軟に仕組みを作っていけると感じてています。
「マーケは会社を動かす存在」という共通認識があるのは、若い会社だからこそだと思います。設立5年の今だからこそ、柔軟に仕組みを作っていけると感じてています。

手ごたえを感じた取り組みは?ウェビナーが果たした役割
インタビュー担当:最近の取り組みの中で、「これは手ごたえがあった」と感じた施策はありますか?
Mさん:やはりウェビナーですね。
今年の4月から本格的に展開を始めて、申し込みの質が変わってきた実感があります。参加者アンケートを分析することで、課題だけでなく「いまどの段階にいるのか」まで把握できるようになりました。
その情報を営業に渡すようにしたことで、商談につながる動きも増えています。以前は効果が見えにくかった部分もありましたが、数字が取れるようになったことで改善も進めやすくなりました。
今年の4月から本格的に展開を始めて、申し込みの質が変わってきた実感があります。参加者アンケートを分析することで、課題だけでなく「いまどの段階にいるのか」まで把握できるようになりました。
その情報を営業に渡すようにしたことで、商談につながる動きも増えています。以前は効果が見えにくかった部分もありましたが、数字が取れるようになったことで改善も進めやすくなりました。
インタビュー担当:ウェビナーがリード育成の起点にもなっているということですね。
Mさん:はい。参加者がどのステージにいるのかを把握できるようになったことで、「次にどんなコミュニケーションを取るべきか」を考えられるようになりました。
これまでは感覚的に動いていた部分もあったのですが、今は目的や方向性を明確にして施策を進められています。
これまでは感覚的に動いていた部分もあったのですが、今は目的や方向性を明確にして施策を進められています。
インタビュー担当:小規模ながら成果が出ているのは、その動き方があるからなんですね。
Mさん:そう思います。チーム全員が「自分の動きが事業の成長につながる」という意識を持って取り組んでいます。意思疎通もスムーズで、全員が責任を持って動けるのが、ADXCのマーケチームの最大の強みだと思います。
今後挑戦したいことは
Mさん:そうですね。外部のイベントやトレンドに左右されて伸びることも多いのですが、これからは自分たちで“波をつくる”動きをしていきたいです。
これまでは、反応を見ながら施策を組み立てることが多かったのですが、もっと主体的に企画し、発信源として業界を動かせるようになりたいと思っています。
また、データ分析の精度が上がってきたことで、「マーケからどれだけ商談が生まれているのか」を数字で説明できるようになってきました。ここをもっと強化して、マーケの成果を社内にも外部にも分かりやすく示せるようにしていきたいです。
これまでは、反応を見ながら施策を組み立てることが多かったのですが、もっと主体的に企画し、発信源として業界を動かせるようになりたいと思っています。
また、データ分析の精度が上がってきたことで、「マーケからどれだけ商談が生まれているのか」を数字で説明できるようになってきました。ここをもっと強化して、マーケの成果を社内にも外部にも分かりやすく示せるようにしていきたいです。
ADXCのマーケをひとことで表すと?
インタビュー担当:では最後に、ADXCのマーケチームをひとことで表すとしたら、どんな言葉になりますか?
Mさん:んー…難しいですね(笑)。
でも「しなやか」、ですかね。
変化に強く、柔軟に動ける一方で、決して流されるわけではなく、しっかりとした芯を持っている。
“いま必要な一手”を自分たちで選び、主体的に動ける。
どんな状況でも目的を見失わずに進めるところが、まさにADXCのマーケチームらしさだと思います。
でも「しなやか」、ですかね。
変化に強く、柔軟に動ける一方で、決して流されるわけではなく、しっかりとした芯を持っている。
“いま必要な一手”を自分たちで選び、主体的に動ける。
どんな状況でも目的を見失わずに進めるところが、まさにADXCのマーケチームらしさだと思います。
人事担当メッセージ
今回のインタビューを通して、ADXCが創業5年という若さでここまで成長できた理由に、マーケチームの存在が大きく関わっていることをあらためて実感しました。
ADXCは、執行役員を含め会社全体が「マーケティングの重要性」を深く理解し、当事者意識を持って動いています。ここまでマーケに対して前向きな会社は多くありません。それが私たちの強みです。
その中でMさんが発揮しているのは、内製でやり切るための行動力とバイタリティ。
外注すれば数千万円規模になる業務を、試行錯誤しながら自分たちの手で形にしてきた姿勢は、まさにADXCの“中途半端を許さないカルチャー”そのものだと思います。
そして、「今後は自分たちで波をつくりたい」というMさんの言葉にも力を感じました。
外部の流れに乗るだけではなく、発信源として業界に影響を与えていくーー若い組織だからこそ、その挑戦をそのまま実現できる環境がADXCにはあります。
これからも、マーケを中心に事業を動かす挑戦を続けていく仲間が増えることを楽しみにしています。
ADXCは、執行役員を含め会社全体が「マーケティングの重要性」を深く理解し、当事者意識を持って動いています。ここまでマーケに対して前向きな会社は多くありません。それが私たちの強みです。
その中でMさんが発揮しているのは、内製でやり切るための行動力とバイタリティ。
外注すれば数千万円規模になる業務を、試行錯誤しながら自分たちの手で形にしてきた姿勢は、まさにADXCの“中途半端を許さないカルチャー”そのものだと思います。
そして、「今後は自分たちで波をつくりたい」というMさんの言葉にも力を感じました。
外部の流れに乗るだけではなく、発信源として業界に影響を与えていくーー若い組織だからこそ、その挑戦をそのまま実現できる環境がADXCにはあります。
これからも、マーケを中心に事業を動かす挑戦を続けていく仲間が増えることを楽しみにしています。
おまけ
最後までコラムを読んでくださった方は、是非弊社の事業・働き方についてまとめた動画もぜひご覧ください!