CRM事業部

ADXCのPMが語る「フルリモートのリアル」。「リモートだから難しい」ではなく、工夫とDXで乗り越えるプロジェクトマネジメント

ADXCは全社員がフルリモートで働いています。自由で柔軟な働き方が可能な一方で、プロジェクトをリードする際には、リモートならではの工夫が求められる場面もあります。進捗の見えにくさや意思決定のスピード感、メンバーとの信頼関係づくりなど――。
一人ひとりが責任を持ってプロジェクトを進めていくADXCだからこそ、そうした課題にどう向き合うかがポイントになります。
今回は、ADXCのCRM事業部で“最前線のプロジェクトマネジメント”を担うシニアコンサルタントに、フルリモート環境で直面した“つらかった瞬間”、そしてそれをどう乗り越え、成果につなげているのかを伺いました。

名前 Hさん
役職 シニアコンサルタント
前職 SIer
趣味 子供と遊ぶこと
テニス・スポーツ観戦

自己紹介をお願いします

Hさん:CRM事業部のHです。群馬県在住で、入社してから約三年半になります。前職は群馬県内の企業でSIerとしてシステム開発や保守に携わっていました。
インタビュー担当:群馬にずっといらっしゃったんですか?
Hさん:大学時代だけ他県にいましたが、それ以外はずっと群馬で過ごしてきました。地元でのキャリアを大切にしながら、自治体やメーカー向けのシステム開発を中心に経験を積んできました。セミナーの予約管理システムなどを担当し、プロジェクトリーダーとして要件定義や設計にも携わりました。

趣味や、休日の過ごし方について

Hさん:最近は子どもと遊ぶことが中心です。まだ1歳11か月で、滑り台や室内の遊び場によく行きます。暑い日は軽井沢などの避暑地に出かけることもあります。
インタビュー担当:いいですね!まさに可愛い盛りの年齢ですよね。
Hさん:本当にそうなんです。見ていると、こちらまで元気をもらえますし、休日は一緒に過ごすだけであっという間に時間が経ってしまいますね。
以前はテニスやスポーツ観戦も趣味でしたが、今は子どもと過ごす時間が自然と優先になっています。
インタビュー担当:テニスもされていたのですか?
Hさん:はい。高校時代は部活で、社会人になってからも仲間とチームを作って続けていました。今はなかなか時間が取れませんが、いずれまたやりたいなと思っています。

CRM事業部でのHさんの役割について

Hさん:プロジェクトマネージャーとして10件以上のプロジェクトを担当しています。規模は少人数が多く、大きくても10人弱のチームです。Salesforce導入支援や運用伴走支援が中心ですね。
インタビュー担当:10件以上!それは驚きです。一度にそんなに多くの案件を抱えるのは、やっぱり大変じゃないですか?
Hさん:そうですね。小規模案件が多いので調整しやすい部分もありますが、全部を自分で見切れるわけではありません。
案件によってはプロジェクトリーダー(PL)に任せています。PLがしっかりメンバーをリードしてくれるので、私は全体の進行を管理する形です。もちろん必要な場面では直接関わりますが、任せるところは任せているので助かっています。
インタビュー担当:全部抱え込むのではなく、リーダーに任せながら全体を見ているのですね。だからこそ10件以上という数も回せるのだと納得しました。

全社員フルリモートというADXCの働き方を初めて知ったときの印象は

Hさん:前職で一部リモート経験もありましたし、入社時はちょうどコロナ禍だったので抵抗はありませんでした。むしろ通勤時間がゼロになったことで、勉強や家族との時間に充てられるようになったのは大きな変化でした。
インタビュー担当:そもそもADXCに入ろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
Hさん:転職の決め手になったのは桑原さんでした。前前職で同じ会社に在籍していて、一緒にSalesforceのプロジェクトに携わっていたんです。そのご縁もあって「一緒にやろう」と声をかけてもらい、挑戦を決めました。しかも入社のタイミングも同じで同期だったので、安心感がありましたし、とても心強かったですね。
インタビュー担当:それは確かに大きいですね。しかも桑原さんとは同期入社で、以前から一緒に仕事をされていたご縁もある。信頼できる仲間がいるのは心強いですよね。ちなみに、桑原さんといえばインタビュー記事でも「技術探究心が強い」と語っていたのが印象的でした。
👇桑原さんのインタビュー記事
Hさん:そうなんです。常に新しいことを学び続けていて、一緒に働くと刺激になりますね。私自身も、通勤がない分の時間を勉強や家族との時間に充てられるのは大きなメリットで、本当にプラスしかないと感じています。

フルリモートでプロジェクトを進める中で直面した難しさとは?

Hさん:顔を合わせないで作業することが多いので、チームの一体感や連帯感は作りにくいと思っています。特に入社したばかりの方や経験が浅い方は、困っていても上司が忙しそうだと相談しにくいケースがあるのです。
インタビュー担当:「相談しにくい」という声は、どのようにキャッチされたのですか?
Hさん:自分のチームのメンバーだけじゃなく、他のPMからのヒアリングで「そういう声が出ている」と共有してもらいました。誰かが感じているなら、きっと他にも同じように思っている人がいるだろうと考えています。オフィスなら雑談や「ちょっといいですか?」が自然にできますけど、リモートだと一歩踏み出す勇気が要りますよね。だから私は朝会を毎日開いて、必ず全員が発言するようにしています。課題や困りごとを出しやすくするためです。
インタビュー担当:よく分かりました!ありがとうございます。

課題をどう乗り越える?フルリモートでも変わらないマネジメントの本質

Hさん:確かにフルリモートでは工夫が必要な場面もありますが、実は本質的な難しさは対面と変わりません。大事なのは「タスクの可視化」と「共通認識の徹底」です。これはリモートでもオフィス勤務でも同じで、しっかり押さえておけばマネジメントは十分に機能します。だからフルリモート未経験の方も心配はいりません。

プレッシャーや孤独感との向き合い方は

インタビュー担当:プロジェクトを率いる立場として、プレッシャーや孤独感をどのようにコントロールしていますか?
Hさん:孤独感については、Slackで相談できる環境が整っているのであまり感じないですね。気軽に相談できる雰囲気がありますし、他のPMにも声をかけられます。
インタビュー担当: ADXCのSlackはチャンネルが豊富で、趣味の話題でも盛り上がれますよね。
Hさん:ちょっとした雑談や共通の話題でつながれるのはありがたいですし、息抜きにもなっています。プレッシャーに関しては、子どもの顔を見ることでリフレッシュしています。そうすると気持ちが切り替わって、また頑張ろうと思えます。

フルリモートで試されるマネジメント力とは

インタビュー担当:フルリモート環境で特に試されるマネジメント力とは何だと考えますか?
Hさん:やはり、「タスクの可視化」と「共通認識の徹底」だと思います。顔を合わせないからこそ、誰が何をしているのかが見えにくくなります。だからタスクを明確にして共有すること、全員が同じ方向を向いていると確認することが特に重要になります。
小さなことでも共有を徹底するようにしています。「これは当たり前だろう」と思って流すと、あとで齟齬になることが多い。リモートでは意識的に丁寧なコミュニケーションを取ることが大切だと感じています。リモートだから特別に難しいわけではなく、基本を当たり前にできるかどうかが大事だと思います。

今後ADXCで挑戦していきたいこと

インタビュー担当:これから先、ADXCで挑戦してみたいことや成長していきたい分野はありますか?
Hさん:技術は日々進化していくものなので、現在で言えばSalesforceが力を入れているAI関連の機能など、新しい知識を積極的に習得していきたいです。あわせて資格の取得も継続して取り組み、効率の良い提案ができるように成長していきたいと思っています。

フルリモートでも心配はいらない。ADXCで挑戦する価値とは

インタビュー担当:今後、コンサルを目指す方やプロジェクトマネージャーとしてキャリアを考えている方へ、ADXCで挑戦する価値についてどんなメッセージを伝えたいですか?
Hさん:ADXCで入社をする場合、初めてフルリモート環境を経験する方も多いと思いますが、心配する必要はないと思っています。環境に不安を感じずに挑戦できる会社です。
加えて、1年で12個の資格を取得したPMのYさんのように、成長を後押ししてくれる風土があるんです。
👇Yさんの記事
新しいことにどんどんチャレンジできる環境なので、自分の知識や経験を活かしたい方や、さらに成長したい方にはぴったりだと思います。
インタビュー担当:挑戦できる環境があるからこそ、成長意欲のある方にフィットするんですね。ありがとうございました。

人事担当メッセージ

ADXCのプロジェクトマネージャーHさんのインタビューから見えてきたのは、フルリモート環境下でのプロジェクトマネジメントのリアルでした。
確かに「チームの一体感」や「コミュニケーションの壁」は、オフィスに集まらないからこそ生まれる難しさです。けれども、その難しさは決して乗り越えられないものではありません。むしろ、タスクを可視化し、共通認識を徹底する――この基本を押さえることで、リモートでも対面でも本質は変わらないのです。
だからこそ、フルリモートの経験がない方も心配する必要はありません。仲間と一緒に成長しながら挑戦できる環境がADXCにはあります。
「プロジェクトをリードしたい」「新しい環境でスキルを磨きたい」 そんな想いを持つ方にとって、ADXCはきっと次のキャリアを広げる舞台になるはずです。
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おまけ

最後までコラムを読んでくださった方は、是非弊社の事業・働き方についてまとめた動画もぜひご覧ください!

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